2011年6月19日日曜日

葉っぱもんの元肥の位置

よく野菜の作り方の本とかみると

耕運は深くし作土をふかふかにしましょうと

書いてあったりします。

けど、

うちでは残渣をすきこむときは深くしますけど

元肥をまいて耕運する場合は

浅く耕すようにしています。

なぜかというと、

最近の品種は生育が早いので

深くまで根を張ってる時間がありません。

根っこは数cm~10cmしか張ってなく、

上部は20cm~25cmになっているのです。

なので、

最近の葉っぱもんは

ミネラルを吸収できる深さまで根を張ることなく

出荷にいたっているので、

おいしくないですし、

肥切れもしやすいんですよね。(腐食の関係もある。)

そのため、農家は

ミネラルの供給を人工的に

補う必要性が生じています。

ちなみに冬場は生育がゆっくりとなり

根も深くはるので

おしいくなります。

生育をゆっくりじっくり育つ栽培技術と

それに対応した品種(育種)、

そして土を育てる(育土)ことが、

肝心だなと思います。

おいしい葉っぱもんが育てられるように

やるっきゃないね。

0 件のコメント:

コメントを投稿