2011年9月2日金曜日

ブロッコリを育てるというか育つように。




うちのブロッコリの作り方は

まず株間がゆとりたっぷりなんです。

近所のブロッコリ農家さんをみると

わりと密植ぎみ。

同じ面積ならたくさん植えるほうが

農家の収入は増えます。


ただ、

たくさん育てるためには

肥料をたくさん入れなくてはだめなんです。


最初はおかげさまファームも

肥料をどかんと入れてきました。

そのほうが味が濃くておいしく感じるんです。


けど、

山や土手の草などを見ていて

どーして何もやらんのに

あんなに大きく育つんやろか?と

疑問を持っていました。


そこで、

昨年ぐらいから

肥料という考え方をやめはじめました。少しずつ。


どーしたら

野菜も雑草のように育つんやろかと。

肥料もやらんで

勝手に育つ。

それを目指して

秋冬野菜のブロッコリで挑戦中です。



いきなり

無肥料だと怖いので

少しだけ肥料は使っていますが、

明らかに

営農栽培で言われている窒素成分は足りていません。


その代わり

ブロッコリを植える前に

草をわざと伸ばし

すきこんでいます。

草が土に戻るときに

還元される窒素成分で

育ってもらう作戦です。


味は濃いより

あっさりになると思います。

予想ですが。





たねを洗う(メロンとスイカの場合)



メロンも食べごろになったら
たねとわたをくりぬいて
ボウルに2,3日寝かせます。
カビる前に、
きれいに洗います。

メロンのたねは、沈んだやつを来年に使います。
かぼちゃと違うんで注意して下さい。





スイカもメロンとほぼ同じです。

注意点は、

スイカのたねの表面にある透明な薄皮。

この薄皮があると発芽が抑制されるみたいです。

縁側からたねをぷぷっと飛ばしても発芽しにくいのは

このためなんです。


なので、ザルにこすりつけぐりぐり洗ってやります。



スイカは一個でたねが200個以上とれるので、

家庭菜園なら一株だけ交配してやれば

十分すぎるほどたねとれますよ。


たねを洗う(えびすなんきんの場合)

えびすなんきん(かぼちゃ)
まずは、味見して形とか模様とかよさげなものの

たねをわたごとくり抜いてボウルに入れ、2,3日おきます。

EM液を入れておくとより良いです。(かびにくい)

カビないうちに

たねを洗います。

きれいにわたを取り除きます。

かぼちゃのたねは

浮いてきますので、

浮いたやつを来年のたねに使います。

(沈んだやつも発芽しますので一応とっておきます。予備に)

しいな(たねが充実していないもの)も浮いてくるので、

後で取り除きます。


あとは

新聞紙に重ならないように広げて乾かします。

直射日光を当てないほうがよいです。

通気性がよい場所、風でたねが飛んでいかないところで

乾かします。

乾いたら新聞紙に包んで、缶かんにて保管。



2011年8月31日水曜日

スイカ収穫(たねとり3代目)

うまかったスイカから種をとり、

育てていました。

まわりからは、

とった種からできるん?とよく聞かれます。

なのでできると答えています。

スーパーで売ってるスイカより

うまい時だってあります。(笑)


もう爆弾みたいなスイカ

黒皮スイカは高級扱いされてて高いんですよ。

今年は整枝ができず小玉になりましたが、

十分なサイズです。

食いきれません。


難点は果皮が分厚いかなということです。

味や糖度などは育て方で変わってきます。

糖度は糖度計がなかったので、

食べて甘いかどうかで判断しました。(笑)

上の種が来年の3代目となります。

来年は、黄色いスイカや、俵型のスイカも作ってみたいと思います。

直売もトマトと併せて行いますので

よろしくお願いします。






なすび畑で観る土の育て方

まだまだ技術が確立したわけではありませんが、

肥料を入れなくても

野菜は育つことがわかり、

今年から実践しております。

野菜の育て方だけでなくて、

土の育て方も観察から学ぶ必要があるようです。


今回、なすびでその観察をしています。


なすびの株周りの土です。
ビニールハウスの乾燥した土と違って
常に潤ってます。
そして大小バラバラの土の塊ができています。
この土の塊と塊の間に雑草の根が絡んで伸びているのを
よく見つけます。



何やらフンがたくさんあります。
おそらくミミズか何か虫のフンでしょう。
その周囲には、(小さすぎて写真で確認できないですが、)無数のトビムシがいます。

このトビムシはおそらく、フンにいる菌を食べている可能性あります。

フンも食べていると思いますが。

トビムシのフンはさすがに目視では確認できませんでしたが、

おそらく大量にあるんだと思われます。


やはりフトミミズいました。
粗大な有機物があるとフトミミズが現れます。
その後、細ミミズ、サクラミミズなど小さなミミズが出現します。

ちなみにミミズの表面には剛毛という毛が生えています。
この剛毛を使ってウネウネして移動しています。



これはオサムシだったか、シデムシだったか、マルムシだったか

名前忘れてしまいましたが、分解者さんです。

刈って敷いた草を分解していってくれてます。


土の影響にどうかかわるかはまだわかってませんが、
クモは畑のパトロール隊です。

クモのイメージというと糸を張って待ち伏せですが、

実は糸をあまり使わず徘徊して捕食するクモのほうが8割なんだそうです。



こいつは何だろう?
はじめてみます。
コメツキムシかなと思いましたが違うようです。
ダンゴ虫の長いタイプです。



もちろん畑の番人カエル♪

虫嫌いの方にとっては嫌な写真だったかと思いますが、

土は植物と植物の根に住む菌、細菌、そして大型の昆虫、爬虫類、

さらに、小さな小さな土壌動物たちの食物連鎖、生態系により

育っていると思います。




おかげさまファームのなすびの育て方(生長日記)

なすびも収穫しだして早一ヶ月経ちました。

もういちど、写真でなすびの生長を追いながら

おかげさまファームのなすび栽培についてご覧ください。





定植したころは、植え遅れていて葉が黄色くなり
葉がなくなっていきました。




何日か経つと色が元気になってきました。






草生部分の豆科もグングン伸びてきます。




収穫しずらいので、豆科の草を刈りました。
9月に入ったら大根をまきます。


ほぼ草しかやってないおかげさまファームのなすびですが
ダブルで花がつきます。















トリプルでも花がつきます。

一つの節から4つも花がつきました。

秋なすうまいです。